予習とは?

予習

予習の目的は

①自分なりに理解し、授業で「分からなかった箇所」、「分かったつもり」を発見する。

②「授業でも聞いている」ので記憶にのこりやすくする。

*しかし、復習をしないと忘れる

私の時代でも勉強する際には、上記の目的で、予習・復習が大切だとよく言われました。しかし、この予習・復習のやり方をだれも教えてはくれず、どうすればいいのかさっぱり分からなかったです。教えてもらってもピンと来なく、社会人になり独学ができるようになり成績も出せるようになり、予習・復習がなんとなく分かるようになりました。

 

今回は予習に関してお話します。

 

結論から言いますと、「初学者にとって、かならず必要でない」です。

その理由は下記です。

「復習」をそもそもしないと意味がないから

「人は忘れる生き物」です。これによって耐え難い辛い記憶も忘れることができ、生活ができます。いくら予習によって理解しても、約一か月後にはほとんど忘れてしまいます。

例えば、あなたは一か月前の食事を覚えていますか?私は覚えていません・・・食事をとるということは、安全で安心な食べ物だとはっきり認識してから自分の口の中にいれるはずです。その理解していることでさえ、人というのは忘れるのです。

まず「復習」ができるようになる勉強姿勢を築いていきましょう!!!!!

 

予習は上級者ができるから

私のような?独学ができる者は、情報は本(参考書、過去問)やネットから収集することが多いです。このように情報収集の経験があり自ら理解できる人は、授業を最大限に利用します。自らの理解が正しいのかを確認するために授業に臨みます。聞いていく中で、細かいニュアンスまでの認識の違いを修正できるのです。また他の人より、勉強をした回数が多いのそれだけでメリットがります。

例えば、あなたの知らない場所に友達と旅行することになったとします。友達はその場所はよく知っているので「私に付いてくれば大丈夫」と言ってくれます。いざその場所に行ったときに、予習するかしないかで見える景色や、記憶力が大きく違います。予習をしていれば調べた内容と実際の違いをはっきり認識することができます。その気づきや思い出が、より記憶に定着しやすい経験となるのです。

さらにより詳しい移動方法や、天気などもより詳しく覚えている可能性があるのです。

しかし、なにも予習せずに知らない場所に行ったら「ふーーーん(こんな感じかな?)」くらいしか感じません。何も発見や気づきがなく、一か月後くらいにはたぶん忘れています。

人によって程度は違いますが、あきらかに予習をしていれば上記の例のように、他の人より優位に立てるのです。学習の上級者はこれをよく理解しています^^

予習は、初学者にとって負担が大きいから

そもそも初学者はこれから学ぼうとする分野に関して、知識が少ないことが多いです。これに関して自ら教科書やネットの情報から「こんなこと言っているな~」という大雑把な内容を理解することは難しいことが多いです。分からないことを、さらに調べようとして分からないという負のスパイラルによって、勉強が苦手意識になる可能性が大きいです。

そもそも高い授業料払っているので、先生の説明をしっかり聞きましょう。

私の場合も、説明のすくない教科書を予習してもさっぱりよく分からず、授業を聞いてから理解しようとしていました。日本国内であれば大抵の授業は、先生がしっかりしているはず?なので聞いてまず理解はできると思います。

 

以上が、私の「予習」に関する認識です。人により微妙な認識がちがうかもしれませんが、大きく間違っていることは無いのでしょうか?

次回に、じゃあ「予習」ができるようになる具体的な方法は?をお話しします。

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