東大式勉強方法は使えるのか?

東大式など勉強法があるが、これは本当に効果があるのか?

結論から言いますと、「学習の上級者(TOIEC650以上)なら、効果があります」

理由は、東大式は学習の上級者自身が書かれた書物だからです。学習の初学者にとって少しは参考になりますが、そのまま鵜呑みしても効果が低いです。

例えば、プロ野球のイチロー選手の練習方法をそのまま教えてもらっても、小学生が同じ事をして効果がないのです。小学生は小学生なりに、まず勉強の基礎を学び、継続することが大事なのです。イチロー選手はこれを当たり前に実行した上での、プロフェッショナルの練習をして、成果を挙げているのです。

じゃあ、初学者はどうしたらいいでしょうか?東大式の本はひとまず横に置いといて(軽く一読してもいいが)、まず自分より一段階レベルが高い人の参考を聞くことです。ここの大事な事は、自分の力を客観的に正解に知ることです。それはどうしたらいいでしょうか?

そのために外部の検定を利用するのです。学校の順位もいいかもしれませんが、学校自体のレベルの上下があるので、微妙です。(低いレベルの学校で上位をとっていても、他の高いレベルでは・・・という現象が起こります)。より受験数の多い外部の検定をする必要があるのです。

そこで私がお勧めするのは、TOEIC(L&R)受験です。このTOEICについて、知っている方もいるかもしれませんが会社の評価もつながる英語検定のひとつです。受験人数が十分おり、自分の実力を測れます。

国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2022年5月16日、TOEIC Programの2021年度受験者数を発表した。TOEIC Programの総受験者数は約230万人。企業・団体・学校等の約3,000団体で実施された。

TOEIC

このTOEICを受験することによって、自らの英語のレベルを日本全国レベルで分かります。私の場合も初めての試験はぼろぼろでした・・・結果も自分のプライドが傷つく気持ちになったときも覚えています。しかしこれが現実なのです。それを受け入れて、学習に対し「覚悟」を持つ気持ちになったきっかけになりました。

そしてかくスコア別に勉強する方法が分かってきます。

以前、TOEIC講師のヒロ前田先生のセミナーに参加したとき、

初心者にとっては、howよりもhow muchが大切です。
つまり、「どうやったか?」「どのような問題集をやったか?」以上に、「どれくらいやったか?」が重要。
今もし、あなた伸び悩んでいるのであれば、勉強する時間やトレーニングする回数を増やして下さい。

といったようなことを仰られていました。
※正確に覚えていませんが、だいたい合ってると思います(^_^ゞ
今では、この言葉の意味がよく分かります。
というわけで、初心者の方は、まず量をこなして下さい。初心者にとっては「質より量」です。

Enjoy Life in English 

上記は、私がTOEICの勉強方法を「必死」になって探していたときに、はっきり気づかされた分です。初学者には「」が圧倒的に足りないのです。また、それを続けるための「継続性」です。

私は、このサイトを見たときは「覚悟」を持たざるを得ませんでした。必死で勉強する「覚悟」があったので、この量を続けてやる!との意気込みはありました。どんなことをしても・・・。この「覚悟」あると、人は変われます。

この「覚悟」によって、どんなことをしてもという気持ちになりました。これは効率を無視して、自分に合った勉強方法を貪欲にトライ&エラーして、成果を得る気持ちに切り替わりました。今までは、巷にあふれてる勉強方法をつまんで続けていました。効果も分からず・・・・

しかしTOEICという客観的なスコアが出るので、効果がない勉強方法はすぐ判明します。一ヶ月ごとにTOEIC試験を受ければ、それまでの勉強方法の評価がはっきりと分かります。また自分に合っているかも含めて分かっていきます。

私が学習上級者とは言いませんが、10年以上勉強し続けて分かっている効果のあるかわかるのはこのような方法だと思っています。(お金がかからない方法はありますが、初学者は無図がしいと思います・・・)。

塾の模試でもいいですが範囲が大きすぎたり、次の模試の期間が長すぎると、勉強方法の評価が遅れてしまいます。できるだけ何回も評価して、確認する方法がコツです。私はTOEICは20回以上受験しています^0^

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